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呼吸によって口の環境が変わる?

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2026年3月07日

呼吸によって口の環境が変わる?

口呼吸と鼻呼吸 ― 歯科からみたお口の健康との関係

私たちは普段、無意識のうちに呼吸をしていますが、その呼吸の仕方が口の健康に大きく関係していることをご存じでしょうか。本来、人の正常な呼吸は鼻で行う「鼻呼吸」です。しかし近年、習慣や生活環境、アレルギー性鼻炎などの影響により、口で呼吸する「口呼吸」の方が増えているといわれています。歯科の分野では、この口呼吸がさまざまなお口のトラブルに関係していることが知られています。

鼻呼吸には、体を守るための大切な働きがあります。鼻の中には細かい毛や粘膜があり、空気中のほこりや細菌、ウイルスなどを取り除くフィルターの役割をしています。また、吸い込んだ空気を適度に温め、湿度を保った状態で体の中へ送り込む働きもあります。さらに鼻呼吸では自然と口が閉じた状態になるため、口の中の乾燥を防ぐことができ、唾液の働きが保たれます。唾液には細菌の増殖を抑えたり、歯の表面を守ったりする自浄作用があるため、虫歯や歯周病の予防にもつながります。

一方で、口呼吸が続くと口の中が乾燥しやすくなります。唾液の量が減ることで、口の中の細菌が増えやすい環境になり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。また、口の乾燥は口臭の原因にもなります。特に寝ている間に口呼吸になっている場合、朝起きたときに口の中が乾いていたり、粘つきを感じたりすることがあります。これは唾液の自浄作用が低下しているサインの一つです。

さらに、口呼吸は歯並びや顎の発育にも影響を与える可能性があります。口が開いた状態が続くと、舌の位置や口周りの筋肉のバランスが崩れ、歯並びが乱れる原因になることがあります。特に成長期の子どもでは、顎の発達や顔の骨格形成に影響を及ぼすことがあるため注意が必要です。

口呼吸にはいくつかのサインがあります。例えば「無意識に口が開いている」「朝起きると口が乾いている」「口臭が気になる」「唇が乾燥しやすい」「歯ぐきが腫れやすい」といった症状です。これらに心当たりがある場合、口呼吸の習慣がある可能性があります。

歯科医院では、虫歯や歯周病のチェックだけでなく、口腔内の状態から呼吸の習慣を確認することもあります。歯並びや噛み合わせ、舌の位置、口周りの筋肉の状態などを確認し、必要に応じて口周りの筋肉トレーニング(口腔筋機能療法)や生活習慣のアドバイスを行うこともあります。

口呼吸は、普段はあまり意識されない習慣ですが、お口の健康にさまざまな影響を与える可能性があります。虫歯や歯周病を予防するためにも、日頃から口を閉じて鼻で呼吸することを意識することが大切です。気になる症状がある場合は、歯科医院で相談してみることをおすすめします。

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