根管治療から被せ物(クラウン)までの流れ|福岡市中央区天神の歯科・矯正歯科・美容歯科|天神HIT歯科|土曜診療

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根管治療から被せ物(クラウン)までの流れ

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2025年11月22日

根管治療から被せ物(クラウン)までの流れ

根管治療(こんかんちりょう)
根管治療とは、歯の神経が炎症を起こしたり死んでしまった場合に、歯を抜かずに残すための治療です。虫歯が深くまで進行した時によく行われます。
どんなときに必要?
深い虫歯で神経まで細菌が到達した
歯がズキズキ痛む、冷たいもの・温かいものがしみる
歯ぐきに膿がたまって腫れる(根尖病変)
以前治療した歯に再び痛みが出てきた                                 根管治療の流れ
むし歯や感染した部分を取り除く
・歯の根の中(根管)にある感染した神経・細菌を除去
根管内を洗浄・消毒
根管に薬剤(充填材)を入れて密閉
痛みはある?
麻酔が効くため治療中の痛みはほぼなし
治療後に軽い痛みや違和感が出ることがありますが、多くは数日で落ち着きます               治療回数・期間
通常 1〜3回ほど
感染が広い場合は、治療回数が増えることがあります
根管治療が必要になる主な理由
深い虫歯
以前治療した歯が再感染
歯のひび・外傷                                            成功率と注意点
適切に行えば 歯を長く残せる可能性が高い治療です
途中で治療を中断すると、炎症が悪化して 抜歯が必要になることもあります

土台(コア)の形成
根の治療が終わったら、被せ物を安定させるための土台を作ります。
主な土台の種類
ファイバーコア→ 現代の主流、歯が割れにくい根管治療後の歯に“被せ物をしっかり固定するための土台(コア)”の一種です。
ガラス繊維(ファイバー)を樹脂で固めた素材で、しなやか・白い・歯に優しいという特徴があります。
近年、金属の土台(メタルコア)に代わりもっとも推奨されることの多いコアです。

ファイバーコアのメリット
歯根が割れにくい(最も大きな利点)
 金属よりもしなやかで、歯にかかる力を分散するため
 歯根破折(歯の根が割れる)のリスクが低い とされています。
 審美性が高い(白い素材)
 白い素材のため、
 セラミック・ジルコニアの透明感を邪魔しない
 → 前歯の仕上がりが自然になる
金属アレルギーの心配なし
 完全メタルフリー。
接着力が高く、取れにくい
 接着剤でしっかり接着するため安定性が高い。

メタルコア(金属製) → 強度が高いが割れるリスクも

被せ物(クラウン)の装着
 歯の機能と見た目を回復させるステップです。
 被せ物の種類
 材料
 特徴
ジルコニア(Zirconia)                                                非常に強度が高く、見た目も自然で、金属を使わない安全な歯科用素材です。
人工ダイヤに近い強さがあり、近年はセラミック治療の中でも特に人気があります。

歯科で使われるジルコニアの特徴
とても強い(破折しにくい)
 金属に匹敵する強度
 奥歯の強い噛む力にも耐える
 歯ぎしりのある方にも比較的向いている
審美性が高い
 自然な白さ
 高透過タイプは前歯にも使用可能
 金属のように歯ぐきが黒くならない
汚れに強い
 虫歯菌や着色がつきにくい
 長期的に衛生的でメンテナンスしやすい
金属アレルギーの心配がない
 メタルフリーなので安心。
セラミック
 セラミック(陶材)を使って、歯を自然で美しく、かつ長持ちする形に整える治療のことです。
 保険の銀歯やプラスチック(レジン)に比べ、見た目・耐久性・衛生面で優れているため人気があります。   セラミックのメリット
見た目がとても自然
 透明感があり、天然歯に近い色
 時間が経っても変色しにくい
汚れがつきにくい(衛生的)
 プラークが付着しにくい
 むし歯・歯周病の再発リスクが低い
金属アレルギーの心配なし
 完全メタルフリー。
長持ちしやすい
 摩耗しにくく変形しない
 適切に作られたものは年単位で安定
ハイブリッド
 保険外だが価格がやや控えめ
銀歯(保険)
 安価だが見た目は銀色、金属アレルギーリスク

メンテナンスへ
装着して終わりではなく、
定期検診とクリーニングが再発予防に大きく関わります。

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